WT SQ2021.1

ワールドトリガーをより深く楽しむための当ブログ。
ジャンプSQ2021年1月号に掲載の第204話について、感想と考察の記事になります。

遠征選抜試験②

今月も1話掲載ですが、1年ぶりの表紙。
アニメ2ndシーズンに合わせてきた感じですが、多忙で体調に影響が出ないか心配でもあります。

先月は臨時隊長を発表しようというところで終わっていたので、204話はまさにその発表からスタートです。

  • 1番隊:歌川(A級3位:風間隊隊員)
  • 2番隊:王子(B級5位:王子隊隊長)
  • 3番隊:柿崎(B級13位:柿崎隊隊長)
  • 4番隊:北添(B級3位:影浦隊隊員)
  • 5番隊:来馬(B級9位:鈴鳴第一隊長)
  • 6番隊:古寺(A級7位:三輪隊隊員)
  • 7番隊:諏訪(B級12位:諏訪隊隊長)
  • 8番隊:二宮(B級1位:二宮隊隊長)
  • 9番隊:水上(B級4位:生駒隊隊員)
  • 10番隊:村上(B級9位:鈴鳴第一隊員)
  • 11番隊:若村(B級11位:香取隊隊員)
臨時隊長答え合わせ

前回の記事の予想と比べて答え合わせをしてみましょう。
割と良い予想ができていたようです。

【A級】
歌川、古寺→的中
やはりこの2人は残留して防衛戦力を率いることになるのか。
もし遠征参加となると、風間と三輪が留守番に回されることになりそうですが、風間はともかく三輪が留守番というのはちょっと考えにくいですね。
歌川が遠征、古寺が防衛と分かれることもあるかもしれませんが、風間隊のステルス戦闘は敵地での隠密行動でも重要な役割を果たせそうですから、どちらも遠征に選ばれる可能性の方が高そうに感じます。

【有力候補】
二宮、王子、来馬、諏訪、柿崎→全員的中
まあこのあたりは予想どおりですね。

【可能性あり】
北添、村上→的中
荒船→ハズレ
やはり北添と村上は隊長に選ばれましたね。
北添が隊長としての資質を見せ残留防衛組に回り、影浦と絵馬が個人で遠征選抜という構想がぐっと現実味を増したように感じます。
荒船が選ばれなかったのは個人的に結構意外な展開。
どちらかというと、既に隊長としては十分な評価を受けているため、東と同じような感じで選ばれなかったということでしょうか。

【可能性低い】
若村→的中
笹森、小荒井、奥寺→ハズレ
やっぱり若村は選ばれましたね。
香取と修が選ばれないのも予想どおりですから、選抜試験編では玉狛第2と香取隊の対比を軸に話が進んでいくことになりそうです。

【可能性なし】
水上→ハズレ
東や影浦たちが選ばれないのは予想どおりでしたが、笹森たちと予想していた枠に入ってきたのは水上でした。
先月の203話でヒュースが評価していたのを回収した感じにもとれますが、まだ本格的に掘り下げられたことのないキャラクターだけに、選抜試験編では話の中心に入ってくる立ち位置なのかもしれません。

「各隊のオペレーターも こちらで指定させてもらう」

第204話:忍田のセリフより
  • 1番・歌川隊:志岐(B級7位:那須隊オペレーター)
  • 2番・王子隊:仁礼(B級3位:影浦隊オペレーター)
  • 3番・柿崎隊:藤丸(B級8位:弓場隊オペレーター)
  • 4番・北添隊:染井(B級11位:香取隊オペレーター)
  • 5番・来馬隊:小佐野(B級12位:諏訪隊オペレーター)
  • 6番・古寺隊:六田(B級14位:漆間隊オペレーター)
  • 7番・諏訪隊:宇井(B級13位:柿崎隊オペレーター)
  • 8番・二宮隊:加賀美(B級10位:荒船隊オペレーター)
  • 9番・水上隊:今(B級9位:鈴鳴第一オペレーター)
  • 10番・村上隊:氷見(B級1位:二宮隊オペレーター)
  • 11番・若村隊:細井(B級4位:生駒隊オペレーター)

そういえばB級中位以上の14部隊から11のチームを組むので、オペレーターが3人余るんですね。
B級2位の玉狛第2の宇佐美、5位の王子隊の橘高、6位の東隊の人見が外されています。
A級相当の玉狛第1のオペを兼任する宇佐美や、ヒュースから高い評価を受けた人見はオペレーターとしての能力の高さからチーム間のバランスを崩しかねないといった判断なのでしょうか。

男子が絶対無理な志岐は歌川隊に配属されていますが、一応そのあたりも配慮はされていそう。
宇佐美が見込んだ人柄ですから、たぶんなんとかなる。
氷見も元はあがり症で人見知りだったという設定ですが、村上なら問題なくやっていけそうですね。

王子や柿崎、来馬あたりは割と自己主張できるオペレーターがついていますので、この辺も良くバランスが取れているような印象です。
おとなしめのオペレーターも、北添や諏訪の指揮なら大丈夫でしょう。
古寺隊に配属の六田もこっち系のキャラクターか。

荒船隊の加賀美なら二宮と組んでも大丈夫そうですから、水上隊の今や若村隊の細井がオペレーター枠では注目される展開になっていきそう。
若村が仕切りきれずに細井にどつかれるところまで見える気がします。

「この中から各隊長が順番に 1人ずつ隊員を指名していく」
「野球のドラフトみてえな感じか……?」

第204話:忍田と諏訪のセリフより

隊員も指定されるのかと思いきや、臨時隊長の指名制でした。
元々のチームメイトは組めないという制限もあるので、徹底して新しい顔ぶれでの新章・選抜試験編にする模様です。
オペを予め指定したのは、戦力分配的な意味合いもありそうですね。

  • 1番・歌川隊+志岐:漆間(B級14位:漆間隊隊長)
  • 2番・王子隊+仁礼:辻(B級1位:二宮隊アタッカー)
  • 3番・柿崎隊+藤丸:影浦(B級3位:影浦隊隊長)
  • 4番・北添隊+染井:外岡(B級8位:弓場隊スナイパー)
  • 5番・来馬隊+小佐野:穂刈(B級10位:荒船隊スナイパー)
  • 6番・古寺隊+六田:奥寺(B級6位:東隊アタッカー)
  • 7番・諏訪隊+宇井:隠岐(B級4位:生駒隊スナイパー)
  • 8番・二宮隊+加賀美:東(B級6位:東隊隊長)
  • 9番・水上隊+今:荒船(B級10位:荒船隊隊長)
  • 10番・村上隊+氷見:堤(B級12位:諏訪隊ガンナー)
  • 11番・若村隊+細井:半崎(B級10位:荒船隊スナイパー)

それぞれの臨時隊長は自分とポジションが被らない隊員を指名している感じですね。

「仕方ないんじゃないか? 漆間と狙撃手が売れ残るのは」
「そうだな」

第204話:穂刈と荒船のセリフより

漆間はガンナーですが、隊長+オペレーターというかなり特殊なチームですので、運用が難しいとか性格的な問題とかありそう。
オールラウンダーの歌川ならこれといった波乱もなく運用できそうではありますが…。

王子が辻を、柿崎が影浦を獲れたのでここは安定しそう。
二宮が東を引いたのは強運というか、もうここはぶっちぎり枠にして話の中心から外してしまう構想か。

さりげなく隊長経験のない歌川が漆間隊長を、水上が荒船隊長を選んでいるのも上手い。
北添と古寺、村上、若村は自分の力量で部隊をまとめきれない場合は、元々隊長経験がある人物をスカウトしておかないと酷いことになってしまいそうです。

穂刈たちの言うとおりスナイパーが後半に残りましたが、部隊に1名は欲しいポジションでしょうから、外岡や半崎を獲れたのは実際に全く悪くないでしょう。
半崎は最後まで余ったなんて自虐していますが、BBFのデータではボーダーでもトップクラス。
技術と射程だけ見れば、当真や奈良坂に次ぐステータスのため、絵馬や東より腕が立つスナイパーです。

  • 1番・歌川隊+志岐+漆間:遊真(B級2位:玉狛第2アタッカー)
  • 2番・王子隊+仁礼+辻:生駒(B級4位:生駒隊隊長)
  • 3番・柿崎隊+藤丸+影浦:別役(B級9位:鈴鳴第一スナイパー)
  • 4番・北添隊+染井+外岡:菊地原(A級3位:風間隊アタッカー)
  • 5番・来馬隊+小佐野+穂刈:小荒井(B級6位:東隊アタッカー)
  • 6番・古寺隊+六田+奥寺:三浦(B級11位:香取隊アタッカー)
  • 7番・諏訪隊+宇井+隠岐:修(B級2位:玉狛第2隊長)
  • 8番・二宮隊+加賀美+東:千佳(B級2位:玉狛第2スナイパー)
  • 9番・水上隊+今+荒船:樫尾(B級5位:王子隊アタッカー)
  • 10番・村上隊+氷見+堤:熊谷(B級7位:那須隊アタッカー)
  • 11番・若村隊+細井+半崎:笹森(B級12位:諏訪隊アタッカー)

やはり二宮隊はチート部隊でメインから外してきそうな雲行き。
東が千佳のフォローに入るのも予想どおりでしたね。
完全にレギュレーション無視で伝説ポケとか使うやつだこれ。

遊真は歌川隊に。
歌川なら近界民であることを知っているし、特に遊真が思わぬ制限を受けることはなさそうです。
選抜試験編からの登場となる漆間と絡むことになるんですね。
志岐ともどう絡んでいくのか楽しみです。

王子隊は自身を含めアタッカーが3枚ながら、生駒は射程持ちのアタッカーですし、王子もサブにはハウンドを持つので単純な近接特化にはならないでしょう。元々王子隊にはスナイパーがいませんし、本来の得意な近~中距離型のチームになりそうです。

柿崎隊も仲の良い影浦という攻撃カードが問題なく作用することに加え、悪の化身の太一でも影浦や藤丸の前では大人しくしていそうですから、安定感のあるチームになりそうですね。

北添隊は染井、外岡、菊地原と性格的に舵取りが難しそうな面々が揃ってきました。
これをまとめきることで、北添が残留組に回る流れを作っていきそうです。
古寺隊も似たような印象ですが、こちらは奥寺や三浦も加わって、全員で意見を出し合いながらまとまっていくチームになりそう。

来馬隊には太一の代わりになりそうな小荒井が加入。
穂刈という副官がいるため、村上がいなくてもバランスの良い部隊として機能しそうですね。

修が入ったのはやはり諏訪隊。
売れ残るんじゃないかとも思いましたが、諏訪さんが拾ってくれました。
まあ消去法のような選ばれ方ではありましたけれど、予想どおりです。
諏訪の下で修と香取がメインストーリーを引っ張っていく展開で間違いないでしょう。
万が一、香取が入らない場合は木虎か弓場あたりで話を盛り上げていくのかも。

水上隊は荒船が入ったことで不安材料がなくなりましたね。
樫尾を獲って近・中・遠距離の全てに対応できる体制。
伏線どおりヒュースが入ればもう万全の布陣ではないでしょうか。

村上が熊谷を獲ったのも結構アツい展開です。
堤がWショットガンですから仮想来馬としての立ち回りができますし、熊谷がどのように絡んでいくのか楽しみです。
このメンツなら、隊長経験者を無理に獲らなくてもチームはまとまりそうですね。

対照的なのが若村隊。
良く知ってる基準で笹森を選びましたが、既にスナイパーを獲っているため、実質的には修と熊谷、小荒井との4択でした。
チームをまとめるのであれば修か、積極的に意見を出せる小荒井の方が良かったかもしれませんが、最後の1人でどう挽回できるか。

第205話以降の展開予想

第3プールで注目なのはやはりヒュースの動向になるでしょうが、ある程度どこのチームに入るか予想できる面々もいますね。

絵馬はおそらく二宮隊。
東、千佳、とスナイパー3人になってしまうものの、ここに入れておけば話が散らからずに済みます。
オペが荒船隊でスナイパー3人構成をフォローしているというのも伏線でしょう。
千佳が守って二宮が射線通して東絵馬が狙撃するだけで無双できそう。
次点で遊真のいる歌川隊の可能性が少しあるくらいでしょうか。
ただ、遊真のところの本命は帯島がきそう。
遊真との師弟関係が生まれたところでしたし、志岐も女子キャラがいると安心でしょう。

香取はもちろん諏訪隊に来るでしょう。
修と香取で更にスパイダーの可能性を広げそうな予感。
…となると、修と絡んでくる枠はもう残っていませんから、木虎は意外と若村隊あたりに入るのか。

その若村隊ですが、笹森と同じように良く知ってる基準で犬飼を選ぶとノーマルモード、隊長としての実力不足を自覚して弓場や蔵内を選ぶとイージーモード、木虎かヒュースになるとかなりのハードモードでしょう。
そうすると、大本命はヒュースかな?
修との対比で香取やヒュースが、改めて修を見直す展開にできますからね。
木虎の場合は若村を修と比べて見直すパターンか。

若村隊に入らない場合の行き先ですが、木虎はどの部隊も制限なく入れるため、チーム間の戦力差の是正に使われそう。
アタッカーの駒が欲しいであろう北添隊か来馬隊、バランサーが必要な古寺隊が濃厚か。
ヒュースならアタッカー寄りの万能手ポジションで上記3隊に加え、王子隊、柿崎隊に入ってもおかしくなさそうですが、やはりここまでの伏線を加味すると若村隊か水上隊の2択ではないでしょうか。

若村が弓場を獲るとイージーモードに行けるでしょうが、おそらくそうはならないでしょうから、弓場の行き先は北添、来馬隊のアタッカーポジションの可能性が高そう。
王子隊に行けなくもないですが、それだと旧弓場隊になってしまうので王子を臨時隊長に選んだ意味がなくなりますね。

残っている隊員のうち、育成枠的な巴と海については、荒船のいる水上隊が巴を持っていきそうですが、意外と南沢の行き場がない。
村上のところは既にアタッカーが揃っているため、柿崎隊か北添隊、来馬隊のどこかしかなさそうです。

犬飼と蔵内、照屋はどこに行っても問題ない感じなので、上記の割り振りで余ったところに入れられる便利枠かなと思います。

次回は第205話

今のところ休載予定はなし、ジャンプSQ2月号に掲載予定です。
今月のスピード感からすると、最後の第3プールが決まり、第1試合に向けて動き出す感じの1話か、2話掲載であればスケジュールにあった隊長面接に入るくらいでしょうか。

ご拝読ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました