T.C.2013

T.C.2013

T.C.2013の入隊者

1月入隊:緑川
5月入隊:黒江、茶野、藤沢
9月入隊:修

BBFのグラフでは黒江たちと修の間が離れているため入隊時期はやや前後する可能性があります。ただ、黒江と緑川は小学校は山奥の分校に通っていたとされているため、入隊は小学校の卒業後でしょうから、黒江は5月、修は9月の入隊の可能性が最も高いと考えられます。もしかするとBBFのグラフは正式入隊日ではなく仮入隊の時期を一部反映しているのかもしれません。

T.C.2013に結成された可能性のある部隊

王子隊

弓場隊はT.C.2012の結成と予想しました。その弓場隊から王子と蔵内が独立して結成されたのが王子隊です。王子隊の他のメンバーは樫尾と橘高。どの隊員もまだ入隊時期について作中で明言されていないため結成時期も不明なのですが、橘高はおそらく弓場隊の藤丸からの紹介と思われます。

王子隊の羽矢さんと仲良しで同じ高校出身。

JC21巻:カバー下の解説より

オペレーターの橘高は結成時からのメンバーだと思われますが、樫尾はどうでしょうか。

ボーダー入隊までは挫折を知らない才能系男子だったが、同い年の木虎にこてんぱんにされて上には上がいることを知った。

JC19巻:カバー下の解説より

木虎がT.C.2012.9月入隊ですので、樫尾が同期入隊とすると9月入隊で10~12月が新人シーズン、明けてT.C.2013.1月のオフシーズンで王子隊に加入といった経緯かもしれません。結成時にスカウトされたのか、追加メンバーとして加入したのか。

Q.入隊後、最速でA級昇格をした隊員は誰ですか?

A.A級昇格の条件も隊員が増えるにつれ少しずつ変わっているので一概には言えませんが、奈良坂・歌川・菊地原あたりな気がします。緑川・ユズル・黒江とかも早そう。オペ含めてならひゃみさんも。

JC26巻:質問コーナー㉓より

木虎は最速でA級に上がったとされるキャラクターに含まれていませんが、嵐山隊に入る前に部隊未所属でフリーのB級だった時期があったのでしょうか?その場合は樫尾が次の期のT.C.2013.1月入隊で、個人ランク戦あたりでこてんぱんにされたといった形も考えられますが、入隊時の戦闘訓練で9秒を叩き出し加古に勧誘されるほどの逸材がフリーで放っておかれるとは考え難いです。

木虎はもともと銃手としてB級に上がったけど 途中からスコーピオンを使うようになった 弾丸だけで戦えるほどトリオン量がなかったんだ

第122話:時枝のセリフより

自分に厳しい木虎のことなので、嵐山隊からのスカウトを受けたものの銃手としての加入では戦力として十分な活躍が見込めないと考え、スコーピオンで戦えるように訓練を踏んでからスカウトに応じたため最速とならなかったと考えることができそうです。そのときに指導にあたったのが烏丸だったのでしょうか。

烏丸先輩…… 最近ランク戦に顔出されてないですね お時間があったらまた稽古つけてください……!

第34話:木虎のセリフより

いや おまえ充分強いだろ もう俺が教えることなんてないよ

第34話:烏丸のセリフより

話が逸れてしまいましたが、樫尾について素直に木虎と同期入隊ととらえると、9月入隊で王子隊の結成がT.C.2013.1月頃になりそうな気がします。王子隊の結成があまり早いと初期の弓場隊の活動期間が短くなってしまうため、樫尾を含め4人で結成された可能性の方が高いのではないでしょうか。

草壁隊

草壁隊は元々は佐伯隊でした。解散して新たに草壁隊を結成するとランク戦の順位を継承することができず新部隊で最もランクの低い隊員の順位、つまり草壁のB級下位からリスタートということになります。1年足らずでB級下位からA級4位まで駆け上がった可能性もゼロではないでしょうが、隊長交代によって草壁隊の順位は佐伯隊から継承されたと考えた方が良さそうです。

木虎と同期入隊で、木虎に勝てずにオペに転向した木虎被害者の会の一員。その後部隊を結成して嵐山隊を順位で上回っている (中略) 戦闘員(銃手)時代は諏訪さんに面倒を見てもらっており、オペ転向時に世話になったおサノや結束を尊敬している。

JC24巻:カバー下の解説より

木虎と同期のため入隊はT.C.2012.9月と思われます。銃手の頃というのは10~12月の新人シーズンでしょうか。木虎に勝てず転向とのことですから、このシーズン中にオペレータに転属したのかもしれません。この頃は木虎も銃手1本で戦っていたはずなので、銃手として敵わないとなったのでしょう。佐伯隊の前任オペが脱退するなどしてその後任として入ったのか、元々草壁をオペに据えて佐伯隊が結成され、後に隊長交代に伴う部隊名変更があったのかは不明です。

かつては佐伯隊で隊長を務めていたが、現・草壁隊になってから順位が爆上がりしたことに関してはやや複雑な気持ちらしい。

JC24巻:カバー下の解説より

先輩大好き犬っころ系男子とされている佐伯が年下の緑川を自隊に勧誘してきたとはやや考えにくいですし、里見と宇野はポジションが違うため緑川との接点はないでしょう。となると緑川をスカウトしたのは草壁だったのではないでしょうか。

その緑川は木虎や草壁の次の期での入隊のため、T.C.2013.2~4月の新人シーズン中にスカウトしていなければ、他所の隊に入っていたり新人同士でチームを結成したりしていそうですから、この頃には草壁と佐伯は同じ部隊(佐伯隊か草壁隊のどちらかは不明)だったと考えられます。また、同一のシーズン中に1名までの加入であればランクや順位は維持されるものの、2名以上の加入では降格する(場合がある)ルールがあるため、草壁と緑川が同じシーズンに加入した可能性も低いでしょう。

仮に佐伯隊結成時に草壁がオペとして配属されていたとすると、ランク戦への参加は草壁のオペ転向後である以上、T.C.2013.2月~のシーズンからということになります。ただこの年の12月時点で草壁隊は県外にスカウト旅に出ていたことになっているため、2~4月のB級ランク戦でA級に昇格し、6~8月のシーズンでA級4位に上り詰めていなければ本編と整合しないことになりますから、この可能性は低いように感じます。

そうすると、佐伯隊には元々前任のオペがいて佐伯隊としてA級下位あたりにいて、草壁の加入後にどこかのタイミングで隊長の交代や緑川の加入があり現在のA級4位まで順位を上げてきたと考えた方が無理がないのではないでしょうか。(ちょうどこの時期に二宮隊と影浦隊が降格処分を受けているため、入れ替わりでA級に上がり隊長交代して1~2期で4位まで上がったといった可能性もありそうです。)

茶野隊

茶野と藤沢は5月入隊と思われるのですが、6~8月の新人シーズンを終えた9月が部隊結成の最速のタイミングになるでしょうか。仮に10月以降の結成だった場合、B級ランク戦のシーズン中ということになるため次のT.C.2014.2月~のシーズンからの参戦という形になりそうですが、元々結成ありきの昇格だったようなので9月には結成されていたのではないでしょうか。

根付さんが「第二の嵐山隊」を作る目的で結成したメディア向けアイドル部隊。B級への昇格に、根付さんの手心があったとか、なかったとか。本人たちはそのことを知らず、いたってマジメかつ真剣なのでがんばって勝ち上がっていってほしい

JC6巻:茶野隊の解説より

修たち玉狛第2と同じT.C.2014.2月からのシーズンでB級ランク戦にデビューといった描写もありませんし、このシーズン開幕時に茶野隊より順位が上だった早川隊、松代隊、吉里隊、間宮隊、海老名隊もこの年の結成と考えて良さそうな気がします。デビューの玉狛第2より1つ上のB級20位常盤隊は、詳細不明ながら全員がサイレンサーというトリガーをセットした何らかのコンセプト部隊です。新人がいきなりこんな部隊を結成するのかと考えると、こちらもT.C.2013の結成になるのではないでしょうか。

T.C.2013に異動のあった可能性のある部隊

弓場隊

王子隊の結成により王子と蔵内が抜けた弓場隊ですが、帯島と外岡を迎え第2期弓場隊にモデルチェンジしています。抜けた穴をこの2人がすぐ埋めたとすると、帯島と外岡も木虎や樫尾と同期の可能性が考えられるかもしれません。

中学時代は実家から本部へ通っていたが、高校からは時短のために本部に部屋をもらって1人暮らししており、泊まり組の話し相手として重宝されている。

JC21巻:カバー下の解説より

外岡が中学生なのはT.C.2013.3月までなので、それまでに入隊していたということは9月入隊→1月弓場隊加入か、1月入隊→5月弓場隊加入のどちらかではないでしょうか。

また、弓場隊はこの年の年末に神田が抜けています。

弓場隊って 12月までは隊員がもう1人いたんだな

第180話:遊真のセリフより

神田さんね そうよ 大学受験のために辞めたの

第180話:小南のセリフより

加古隊

黒江が5月入隊ですが、最速との言及はないもののかなり早くA級に上がったとのことですから、この年のうちに加古隊に加入していることは間違いないでしょう。環境的には4000pt到達で正隊員になった時点で加古がスカウトすればA級になれそうではありますから、6~8月の新人シーズン中にA級昇格も不可能ではなさそうなのですが。実際加古は1月入隊の遊真を2月にスカウトしていますからね(第121話)。

ただ、このパターンだと明らかに歌川と菊地原より速い昇格になりそうですが、そのような言及はありませんから普通に9月以降でしょうか。

麟児や鳩原たちが密航事件を起こす

修が麟児から密航計画を聞いた際の携帯電話の描写から、この日は4月28日の月曜日であったことがわかります。決行が次の土曜日(5/4)というのはフェイクで、続くシーンでは携帯電話に5月2日(木)の描写があり、この日に二宮たちが雨取家を訪ねている様子が窺えます。

麟児のメールが日時指定で密航の翌日に配信されるように設定されていたことから、実際に決行されたのは5月1日(水)になります。

修が入隊試験を受ける

正確な日時は不明ですが、正式入隊日が1月、5月、9月に設けられていることから考えると、9月入隊を対象とした入隊試験を受験したものと見て間違いないでしょう。受験番号が19番とかなり早めの申込だったようなので、密航事件後すぐに受験の申込を行ったのでしょう。

試験会場の受験生の服装を見ると、アウターを着たり脱いで置いていたりといった描写は見られないものの、ほぼ長袖で、中には厚着と思われる服装も見られます。7~8月とはとても考えられませんし6月の描写としてもやや苦しい気がしますので、5月中に試験が行われたのではないでしょうか。5月しか試験が行われなかったとも考え難いため、毎月試験が開催されていて修が受験したのが5月だったという形かなのもしれません。

修が水沼部長に食い下がっていたのは合格発表の後でしょうから5月末か6月初めの頃でしょうか。
ペンチで警戒区域に潜入して迅に助けられたのも同じ時期と考えて良いと思います。

……半年前あなたが入隊希望の書類を持ってきたとき

第85話:三雲香澄のセリフより

第85話はT.C.2014.2.1ですので、その半年前は8月頃になります。5月に試験、5月末頃?にペンチ、そこから迅が暗躍して8月には入隊という方向で話がまとまっていたという時系列でしょうか。

二宮隊と影浦隊にB級の降格処分

鳩原が5月1日に密航事件を起こした後、二宮に内示が下っています。

表向きには 組織の機密に関する重要規律違反により鳩原隊員を懲戒解雇 ……とだけ発表することになった これに伴い 二宮隊にはB級への降格処分と 2期の昇格停止処分を科す

第236話:城戸のセリフより

おそらく事件から数日内のできごとになるでしょう。
このリリースから1週間後、広報部隊の希望を根付に打診した際の影浦の暴力行為により影浦隊にも同様の処分が下されます。

通知
影浦隊員の根付室長への暴力行為により
影浦隊にB級への降格処分と2期の昇格停止処分を科す

第236話:掲示より

ちょうど5月はオフシーズンにあたりますから、昇格停止の対象はT.C.2013.6~8月のシーズンとT.C.2013.10~12月のシーズンでしょう。従って、修たちが玉狛第2を結成して挑んだT.C.2014.2~4月のシーズンは二宮隊、影浦隊にとってもA級復帰が可能となるシーズンだったことになります。ただ、結局この期は公開遠征のスケジュールの都合から3月5日のROUND8で打ち切られ、A級の昇格試験も実施されないことになりました。

荒船が狙撃手に転向

元々は攻撃手だった荒船ですが、この年の5月頃に狙撃手に転向したと考えられます。

荒船さんは8か月前まではバリバリの攻撃手で順位もかなりよかったよ

第90話:緑川のセリフより

8か月と少し前――
「荒船くんが急に攻撃手やめちゃったんだって」

第95話:冒頭および今のセリフより

それぞれT.C.2014.2.5と2.8時点でのセリフのため、8か月と少し前はT.C.2013.5月頃になります。

鋼さんにはサイドエフェクトがあったから 半年ちょっとで荒船さんを追い抜いちゃったってわけ

第94話:小南のセリフより

村上はT.C.2012.9月入隊と思われますので、入隊して割とすぐに荒船に弟子入りしたとすればT.C.2013.3月頃には荒船を抜いてマスタークラスに到達していた可能性がありそうです。

元々8000点取れたらやめるつもりだったんですよ 言い訳くさいんで他人には言ってないですけど……

第95話:荒船のセリフより

割と近い時期に2人とも8000点に到達していそうですので、9月下旬か10月頃に弟子入りして翌年の3~4月頃に村上が8000点に到達、5月に荒船も到達して狙撃手に転向といった感じだったのでしょうか。

第1話~第11話の日付について

第24話で対三輪隊戦の日付が確定しているため、ここから逆算していきます。

12月14日午前 追跡調査により近界民を発見 交戦したところ黒トリガーの発動を確認

第24話:奈良坂のセリフより

【1日目のできごと】
・遊真が三門市立第三中学校に転入してくる
・放課後、警戒区域で修と遊真らがバムスターと遭遇、撃破する
【2日目のできごと】
・三門市立第三中学校にモールモッド2体が出現、撃破する
・嵐山隊が登場
・放課後、木虎が修の本部出頭に同行する際、イルガーが出現、撃破する
・迅にイレギュラーゲートの調査が指示され、修の処分が保留となる
・遊真とレプリカが深夜の学校で調べ物
【3日目のできごと】
・迅と修が1日目のバムスター撃破地点で遊真に会う
・イレギュラーゲート発生の原因がラッドであることを特定、駆除開始

1日目と2日目は登校していることから平日と考えられ、12月2日(月)~12月6日(金)か12月9日(月)~12月13日(金)が候補になります。

今はトリオン障壁で門を強制封鎖しとるが……それもあと46時間しかもたん

第10話:鬼怒田のセリフより

強制封鎖が解けるまであと42時間……ぼくはのんきに寝てていいのか……?

第11話:修のモノローグより(部屋の時計の時刻は0:56)

2日目のイルガー戦の後、修が本部に出頭した時点でイレギュラーゲートを強制封鎖させるトリオン障壁の効果期限があと46時間とされていること、その後、修が帰宅してベッドに入っている時点ではあと42時間となっていますが、このとき修の部屋の時計が0:56を表示していることから、期限は翌々日(つまり4日目)の18~19時頃になります。

3日目の朝に修と迅が遊真に会い、イレギュラーゲートの原因を特定、作戦の手配をして午後から一斉駆除が始まっています。「昼夜を徹して」とありますが、4日目の夜には期限を迎えてしまうため、1昼夜で駆除が完了したと考えられます。

おまえらさ 今日の午後から大仕事があるから基地戻っとけよ

第11話:迅のセリフより

迅の指揮のもと C級隊員まで動員した小型トリオン兵の一斉駆除作戦が 昼夜を徹して行われた

第11話:ナレーションより

さて、この2日目に三輪隊が修の監視の命を受け、14日に現場を押さえられて戦闘になっています。
仮に2日目が12月の第1週(12/3~12/6)のどこかであったとすると、一斉駆除は遅くても12/8のできごとになり、12/14まで約1週間の期間が出てきてしまいます。この間、ずっと三輪隊にマークされながらなかなか尻尾を掴ませないという芸当が(監視下に置かれているという自覚すらない)修にできるとは考えにくい。また、現場を押さえた三輪隊は当初千佳を近界民と認識していました。仮に1週間近くマークしていたとすれば、修と接触の多い遊真を先に疑うことになるでしょうから、監視期間はもっと短かったと考えるべきでしょう。

そうすると、2日目の候補は第2週(12/10~12/13)の可能性が高いのではないでしょうか。

先月の上旬、市立第三中学校に近界民が現れた事件がありましたよね

第84話:大規模侵攻後の記者会見にて記者の発言より

この「事件」は2日目のモールモッドのことを指していますから、上旬に該当するのは12/10しかないことになります。つまり、遊真が転校してきた1日目は12/9、モールモッド戦のあった2日目が12/10、イレギュラーゲートの原因を特定した3日目が12/11、ラッドの駆除が完了した4日目が12/12という可能性が高そうです。

3日目が12/11だとするとこの日は水曜日で平日ですが、修が私服で出掛けたのはモールモッド戦で学校が休校になっていたのかもしれません。監視を開始した三輪と米屋は制服姿ですから、状況次第では任務を切上げて登校することも想定していたのかもしれません。

12/14の第12話は修のB級お披露目から始まります。おそらく駆除完了の翌日の12/13あたりに昇進手続きや(訓練用ではない)トリガーの支給などの事務処理が行われたのでしょう。
遊真が自転車を購入したのも13日だったことになるのでしょうか。

修の入隊時期について

修の入隊時期については、その動機となった麟児の密航事件の時系列を手掛かりにします。

麟児アイコンも作ってほしい

……実行は次の土曜だ それまでに覚悟が決まったら連絡をくれ

第82話:麟児のセリフより

修が麟児から密航計画の話を聞いたのは、携帯電話の描写から4月28日(月)です。このときの「次の土曜」である5月4日はブラフで、実際の決行日は5月2日に修に届いたメールから、前日の5月1日だったことがわかります。

麟児アイコンも作ってほしい

修 このメールは日時指定で明日着くように送ってる
このメールが届いてるってことは 俺が帰らなかったってことだ

第82話:麟児のメールより

修がメールを見て雨取家に駆け付けた際には既に二宮隊(と警察関係者?)が来ていました。麟児の持っていたトリガーホルダーの追跡ログから早々に雨取家に辿りついたものと考えられます。

麟児の失踪後の修は、ボーダーの入隊試験を受験する→不合格→合否について水沼人事部長に食い下がる→ペンチで本部基地近くまで侵入→バムスターに襲われそうになるところを迅に助けられるという経過を辿っています。

ボーダーの新入隊員の正式入隊は1月・5月・9月の年3回ですから、失踪を知ったのが5月2日であったことを考えると修の5月入隊には間に合いません。また、12月の本編開始時に修は訓練生として登場するため、9月入隊と考えられます。

……半年前あなたが入隊希望の書類を持ってきたとき 私が大反対したのを覚えてる?

第85話:修の母のセリフより

これは大規模侵攻後の記者会見の日(T.C.2014.1.28)のセリフですから、半年前は7月頃を指すことになります。受験の願書ではなく入隊希望の書類ですから、この時点では入隊が内定していたと考えられ、そこから逆算すると受験~迅の一連のできごとは5月から6月頃だったのかもしれません。

入隊後の修ですが、9月中にBランクに上がることができずルーキーシーズンはランク戦に参戦できていません。それどころかトリオンのことも知らなかったようですから、C級のうちはとにかく4000ポイント目指しての基礎的な訓練が主体で、トリオンやトリガーについての知識はB級に上がってからかC級でポイントが一定の水準に達してから学習するのかもしれません。

お返しに私がオサムの疑問に答えよう トリガーと『トリオン』の関係についてだ

『トリオン』……?

第5話:レプリカと修のセリフより

12月までは訓練生としても燻っていたままの修ですが、イレギュラーゲートを解決に導く活躍をしたことでB級に昇進、遠征を目指してチームを結成し、大規模侵攻を経て本格的にA級を目指してランク戦に挑んでいくことになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました